アクロバットクラスで挑戦する子どもたちの成長記録

こんにちは!
ACE Gymnastics Studio代表新井庸太です。
ACEでは通常クラスとは別に「アクロバットクラス」を開講しています。
ここではバク転や宙返りなど、少し難易度の高い技にチャレンジする子どもたちが集まり、毎回熱気にあふれたレッスンが行われています。
挑戦する姿が輝く場所
アクロバットクラスの子どもたちは、最初から特別にできるわけではありません。
むしろアクロバットに関しては「怖い!」「無理かも…」と感じながらスタートする子がほとんどです。
でもその「怖い」を乗り越えていく過程こそが、子どもたちの大きな成長につながります。
できるようになるまでの道のりには、毎回小さな挑戦が積み重なっているのです。
成長のストーリー① 〜初めてのバク転〜
小学2年生の女の子が、初めてバク転に挑戦したときのこと。
補助があっても体をガチガチに固めてしまい、なかなか思うように動けませんでした。
そこで「後ろに転がる」遊びから始め、少しずつ後ろに動く感覚に慣れていくようにしました。
数週間かけて「やってみたい!」という気持ちが強くなり、初めての補助つきバク転に成功。
終わったあとに見せた笑顔は、忘れられません。
挑戦するまでの過程を見守り続けたことで、技だけでなく自信を手に入れることができました。
成長のストーリー② 〜ライバルと一緒に〜
その後は徐々にできるようになっていきました。
このクラスで仲の良い2人の子が同じ技に挑戦していました。
一人が先に成功すると、もう一人は「悔しい!」と泣いてしまいました。
その様子を見て、私たちはもうやらない!と言い出さないかと心配していました。
でもその涙は、次への原動力になりました。
「自分も絶対できるようになりたい!」と練習を重ね、次の週には見事に成功。
何度も何度も失敗しながらも諦めずにバク転に挑戦し、成功した技をお母さんに嬉しそうに見せられて喜ぶ姿を見て、友達から刺激をもらい、悔しい気持ちから挑戦できることもあると改めて感じました。
技ができること以上の成長
アクロバットクラスでは、もちろん技を習得することも大切です。
でもそれ以上に大切なのは、
- 「怖いけどやってみる」勇気
- 「失敗してもまた挑戦する」粘り強さ
- 「仲間と刺激し合う」ことによる心の成長
こうした経験は、体操だけでなくこれからの人生すべてに生きていきます。
保護者の皆さまへ
アクロバットクラスでの挑戦は、子どもたちにとって大きな冒険です。
成功の瞬間だけでなく、失敗や葛藤の過程もぜひ温かく見守っていただければと思います。
その積み重ねが「できた!」の喜びにつながり、子どもたちをもっと大きく成長させてくれます。