【子どもを“伸ばす”指導と、“支える”指導のちがい】

「子どもを伸ばすには、どう声をかければいいの？」
そう悩む保護者や指導者の方は少なくありません。
子どもが自ら伸びるために支えるという考え方なので、「伸ばそう」という考え方ではありません

ACE Gymnastics Studioでは、「伸ばす」ことよりも「支える」を大切にしています。

「伸ばそう」とするほど、子どもは動けなくなることがある

大人が「もっと頑張って」「上手になってほしい」と思う気持ちは、もちろん愛情です。
でも、子どもはその期待を“プレッシャー”として受け取ってしまうことがあります。

「間違えたらどうしよう」
「うまくやらなきゃ」

そう感じると、体が固くなり、本来の力を発揮できなくなってしまうんです。

“支える指導”は、子どもの心に安心をつくる

支える指導とは、「うまくやらせる」ことではなく、子どもが安心して挑戦できる場をつくること。
「失敗しても大丈夫」「そのままでいいよ」と伝えられたとき、
子どもは初めて“自分からやってみよう”と思えるようになります。

ACEでは、技術指導よりもまず「安心」を大切にしています。
安心があるからこそ、失敗を恐れずに動ける。
そしてその経験が、結果的に子どもを一番“伸ばす”力になるんです。

“伸ばす指導”と“支える指導”のちがい

指導の方向性	目標	子どもの感じ方
伸ばす指導	結果・技術・成長を求める	「頑張らなきゃ」「できないとダメ」
支える指導	プロセスと挑戦を認める	「やってみよう」「できるかも」

ACEでは、できる・できないよりも、「挑戦したこと」を一番に認めます。
それが、自己肯定感ではなく”自己効力感（＝自分ならできるかもしれないという感覚）”を育てる指導です。

大人の“関わり方”が、子どもの挑戦をつくる

子どもが自分で考え、行動するようになるには、大人が“待つ力”を持つことが大切です。
すぐに正解を教えるより、「どうしたらうまくいくと思う？」と問いかける。
その時間こそが、子どもの思考力と自信を育てます。

ACEの現場でも、コーチたちは“すぐに助けない”ことを意識しています。
子どもが自分で考えて動く瞬間を見逃さない。
それが、未来の“自分で決めて生きる力”につながると信じています。

まとめ

“伸ばす”ことは、時に「上へ引っ張ること」。
“支える”ことは、下から「安心を支えること」。

ACE Gymnastics Studioは、子どもたちの足元を支えながら、
自分の力で立ち上がり、挑戦していく姿を応援しています。